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予防接種のご案内

予防接種は免疫を作り出し、病気になりにくくするためのものです。妊婦さんが感染するとお母さんの症状が重症化するもの、お腹の赤ちゃんに感染し流産・早産、障がいといったリスクが高くなるものがあります。しかし、妊娠中に生ワクチンの接種はできません。生ワクチンで予防できる感染症においては、妊娠前に免疫をつけておくことがなによりも重要です。
そのため当クリニックでは、妊娠を考えている女性だけではなく、将来妊娠を控えるお子様にも接種を推奨しています。
接種をご希望される際は、クリニックまでお問い合わせください。

子宮頸がん(HPV)ワクチン

子宮頸がんとはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが長期にわたり感染することでがんになります。HPVは性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染し、日本では20代から増え始め、毎年約1万1000人の女性が子宮頸がんと診断されています(※厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症とは」より)

水ぼうそう

全身のかゆみや発熱、肺炎、髄膜炎など様々な症状を起こします。大人が感染すると重症化しやすく、治っても免疫が低下した際に帯状疱疹を発症する危険性があります。同じ部屋にいるだけでも感染(空気感染)するほど感染力の強いウイルスです。

赤ちゃんへの影響

妊娠初期(20週まで)にお母さんが感染するとおなかの中で先天性水痘症候群という病気になる可能性があります。手足の形成がうまくできなかったり、目や頭への障がいが起こります。

料金

6,600円/1回

接種回数

計2回の接種が必要です。対象の感染症にかかったことがなく、計2回に満たない方は接種を受けましょう。(接種歴が不明な場合も含みます)

おたふくかぜ

熱が出て、ほほやあごの下のあたりが腫れます。頭痛や食欲低下、筋肉痛も一緒に起こる場合があります。大人が感染すると高熱、腫れや痛みが強くなり、耳が聞こえづらくなるなどの後遺症が残る場合もあります。

赤ちゃんへの影響

妊娠初期(20週まで)に感染すると、流産率が高くなったり、低出生体重児となる傾向にあります。日本ではワクチン接種率が約40%((※「2015-2016年にかけて発症したムンプス難聴の大規模全国調査 」より)と低く、今後の流行に備えて接種を推奨しています。

料金

4,800円/1回

接種回数

計2回の接種が必要です。対象の感染症にかかったことがなく、計2回に満たない方は接種を受けましょう。(接種歴が不明な場合も含みます)

帯状疱疹

帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルスが原因で水ぼうそうが治った後もウイルスが体内に潜み続ける特徴があります。そのため過去に水ぼうそうに罹ったことのある人は免疫の低下、疲労・ストレスなどでウイルスが再活性化して帯状疱疹を発症します。

発症率

特に50代頃より発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症します。そして約6%の割合で繰り返し発症する場合があります。

料金

22,000円/1回
※市町村によって補助金が出る場合がございます。詳細はお住いの市町村へお問い合わせください。

インフルエンザ

発熱や倦怠感、頭痛、のどの痛みなどが主な症状ですが、気管支炎や肺炎といった合併症や脳症など重症化する場合もあります。咳による空気感染で冬に流行する感染症です。マスク着用、手洗い・うがいを心がけましょう。

妊婦様も接種可能です

インフルエンザのワクチンは不活性化ワクチンのため、妊婦様も接種することができます。妊娠中の感染は重症化や早産のリスクが高くなる場合があります。移行抗体により新生児をインフルエンザから守る効果も期待できます。妊婦様自身の予防だけではなく、赤ちゃんのためにも積極的に接種をしましょう。

料金

クリニックにお問い合わせください。

予防接種のご案内

任意予防接種には妊娠中に打つことができない生ワクチンが含まれています。
生ワクチンで予防できる感染症においては、妊娠前に免疫をつけておくことがなによりも重要です。
また、一部予防接種につきましては市外にお住いの方も対応しております。
詳しくはお住いの地域のホームページにて、「広域予防接種」をご確認ください。

※市町村によって補助金が出る場合がございます。詳細はお住いの市町村へお問い合わせください。

対応している予防接種例

・子宮頸がん(HPV)ワクチン
・水ぼうそう
・おたふくかぜ
・帯状疱疹
・インフルエンザ など